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居間にかけられた文字



画竜点睛



瞳の無い竜の画に
瞳を描いたら動き出して
天に昇っていく話



*



田舎の河原で僕と君と
僕たちの子供で



バーベキューをした



君は可愛い赤いシャツに
デニムをはいて



僕は絵が描かれた白いシャツに
ダサいハーフパンツ



僕たちの子供は
アンパンマンの描かれた
シャツを着ていた



暑いから麦藁帽子を被せて



みんなで川で遊んだ



水のかけあいっこ



いつのまにか君と子どもが
徒党を組んで



僕をいじめてきた



ずぶ濡れにされた僕は
二人を眺める



君の笑顔と子どもの笑顔
どっちが可愛いか



僕の脳内で選挙が行われる



でも全部無効票



決められなくて
「どっちも」って書いてしまう



子どもを見てると夢が膨らむ



君を見てると股間が膨らむ



僕たちは幸せな家族なのだ



突然、川で僕はすっころんだ



そこで目が覚めた



*



その夢を見た日に



君は恥ずかしそうに言った



「赤ちゃんが出来た」



僕は嬉しくて涙が出てきた



そして君のお腹に耳をあてて



赤ちゃんの鼓動を聞き



お腹にキスして言った



「夢にフライングするなんて
せっかちなやつめ」



僕はお腹に優しくデコピンして笑った



君はお腹を摩って言った



「今のデコピンで
あなたみたいにバカになったら
どうするの?」



「そしたらバカ家族の誕生だね
楽しそう」



「バカはあなた一人で十分」



部屋は真っ白に輝いて
愛に満ちていた



*



君は病気になった



だけど「平気、平気」と言って笑った



少し痩せた腕を見て



僕は君の手を頬に当てた



君の少し窶れた顔も綺麗だった



昼間の部屋は



電気をつけても暗く感じた



*



僕は子どもはおろそうと言った



君は怒って泣いた



僕は、病気で弱ってる君が
子どもを産んだら



命の危険があると
病院の先生に言われたことを
君に話した



君は首をぶんぶん振って泣いた



「平気、平気」



いつも聞いている君の口癖が
震えていた



僕は君の額の髪をかきわけて



おでことおでこをくっつけた



嫌なくらい熱くて愛おしかった



*



子どもの名前は



子どもに会ってから
決めようと約束した



君は陣痛が激しくなり



病院に入った



そして病気の具合は悪化してる



僕は、育児グッズを君に内緒で
買い揃えた



そして君が病院で退屈しないように



毎日一本、花をプレゼントした



花は毎日増えて



綺麗な花束を作り上げていた



*



星の見えない曇り空の夜



君の出産が始まった



君は弱り切っていた



「頑張れ、頑張れ」



手を握る僕はなんと
弱い存在なんだろう



戦場で戦う君を



ただ見守るしかできない



長い時間が過ぎた



君の手に握力が無くなった



そして産まれた



僕たちの赤ちゃんが



僕は赤ちゃんを受け取り
君に見せた



君はゆっくりと小さく
顔の前で拍手して笑った



1、2回顔の前で手を合わせたり
閉じたりしただけだけど



確かに君は子供に拍手を贈った



「あー」と君は笑った



喋る体力も無くなって
君は意識を失った



最後の力を振り絞ってまで
笑って子どもに拍手を贈る



そんな君が大好きで



赤ちゃんを助産婦さんに預けて



僕は君を抱きしめた



脈を知らせる医療機器が
綺麗な直線を描いていた



医者が助産婦が君に集まる



だめ、渡さない



この人は僕のものだ



赤ちゃんの泣き声が



悲しいラブソングに聞こえた



*



大きくなった
僕たちの女の子が聞いた



「あの文字どういう意味~」



画竜点睛の意味を僕は説明した



女の子は泣いて言う



「私のせいでママが死んじゃったこと?
お父さん私のこと恨んでるの?」



「死んでなんかいないよ」



「じゃあどこにいるの?」



僕は子どもの胸を指差して



「ママはここにいるよ」



「おっぱい?」



「このおませさん
君の胸の中にママがいるんだよ」



そう、ママは瞳を描かれて
天に昇っていったんじゃない



君に転生したんだよ



僕は墨を取り出して
文字をばってんして横に書き直した



点睛じゃなくて転生



「そうなんだ」と
女の子は笑って走っていった



二人分の命が入った僕たちの子どもは



とても元気だ



この女の子を僕は大切に育てて
幸せにしよう



*



僕と女の子で



田舎の河原にバーベキューにきた



夢と一緒の河原



女の子と水のかけあいっこをした



女の子は川でこけて
擦り傷を作った



僕は「大丈夫?」と聞いた



女の子は強がって笑った



「平気、平気」



一瞬



女の子の瞳に君が映った




















.



fin







mixiからでした。

いかんね。
こうゆうの読んでると色んな事を思い出す。
忘れなきゃいけない、忘れなきゃいけないんだけど

読んでしまう…。


正解が無いもんね

今までしてきた恋すべてが疑問だらけなんですけど。
そゆうの、ないっすか?


完全に欝になってるだけダロー!
いやまあ実際そう。














なんじゃまん>あり!w
なんじゃさんも車いじってるんだw 見てみたい!

コメント


詩人なったんかとおもったわ
画竜点睛ggっただろって書こうと思ったら
関係なかった・・・
ふぇいくがしるはずねーよwwwwってね
そんなあなたと私のらぶすとーりーwwwwwwwwwwwwwwwwww
2011/04/12 00:51URL  あおい #pYrWfDco[ 編集]


なんかあったんかw
2011/04/14 12:03URL  さっぷ #zM8hD1Uo[ 編集]


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